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田渕院長インタビュー

ご経歴と専門分野、医師になられたきっかけを教えてください。

日本医科大学を卒業後、神経内科を専門として医療に携わってきました。

子供のころの夢は、実は医者ではなく宇宙飛行士でした。山梨の星空を見上げながら「宇宙は無限だなあ」と思いながら育ちました。脳もまた、無限の可能性を秘めた世界だと思っています。

幼少時から飛んだり跳ねたり走ったりが大好きでバスケット、バレーボール、水泳、陸上など様々な競技に打ち込んで、机に向かう時間よりも身体を動かしている時間の方が多かったです。まさに、「スポーツ一筋」の毎日でした笑。 そして、両親は小さなクリニックを営み、病気だけではなくその人の暮らしや生き方に寄り添って支えている姿を身近にみていました。当時はそれが自分の将来につながるとは明確に考えていませんでしたが、振り返ると宇宙への憧れが、人の身体や生命への興味につながり、医師の道へと導いてくれたのだと感じています。

どのような症状やお悩みを持つ患者様が多く受診されていますか?

年齢や症状を問わず、幅広いお悩み、身体の不調でご来院いただいています。

駅ビル内という通いやすい立地を生かし、学校や仕事帰り、お買い物の途中など、日常の生活の中で気軽に受診いただいています。

総合クリニックとして、内科・皮膚科・整形外科など様々な症状に対応していますが、特に整形外科領域の受診が特に多い印象です。学校での活動やスポーツ中のケガなどで保護者の方に付き添われて受診されるケースも多くあります。また、腰痛や、肩こり、膝痛など日常生活の中で感じるさまざまな身体の不調で、リハビリも兼ねてご高齢の患者様にも多くご相談いただいています。

タムス総合クリニック府中駅前の特徴や強みを教えてください。


医師だけでなく、看護師やリハビリスタッフ、栄養士、医療事務など各職種が、それぞれの専門性を生かしながら連携して診療にあたっていることです。多角的な視点から患者様にとってより良い治療やケアの方法を考え、ご提案できる体制づくりを大切にしています。

私自身は、神経内科の専門としているので、しびれ、力が入りづらい、めまい、ふらつき、物忘れなど漠然とした日常の中で感じる変化や不安など、丁寧に診察できることが強みです。神経内科の病気は「難しそう」「怖そう」というイメージがあり受診をためらう方も少なくありません。その小さな変化が病気のサインのこともあります。診察では診察室に入ってこられた時の歩き方や表情、顔色、しぐさなども大切な診断のてがかりとして注意してみています。

総合診療医として診療を続ける中で、どのようなときにやりがいや魅力を感じますか。

総合診療医として患者様が訴えられた症状だけをみるのではなく、その背景に隠れている病気を早期に見つけ、適切な治療につなげることができた時です。

例えば、「肩が痛い」「肋骨が痛い」といった症状で来院した患者様に対して原因追及のためのレントゲン検査で胸水貯留が見つかり、早期の肺がんの発見につながったケースがありました。

また、日ごろから診察している患者様の顔色がいつもと違うことに気付き、血液検査を行ったところ重度の貧血が見つかり、その後の検査で白血病が見つかったケースもあります。

総合診療の魅力は、特定の臓器や症状だけにとらわれず、患者様の身体全体を総合的に診ながら、必要に応じて専門診療へつなげていけることです。最初に相談ができる身近な存在であることに大きなやりがいを感じています。

診療の際に大切にしていることは何ですか?

患者様のお話をよくうかがうことです。その言葉の奥にある不安や悩み、患者様が本当に困っているものは何なのかを理解しようとしています。そのため、会話の内容だけでなく、表情や声の変化、診察室での様子などにも注意をはらいながら、心に寄り添う診察をすることを大切にしています。

専門的な内容であっても、できるだけ患者様に分かりやすい言葉で説明し、ご理解いただいた上で一緒に最善の治療法を見つけられるよう心掛けています。

印象に残っている患者様とのエピソードがあればお聞かせください。

長年の喫煙習慣と向き合い、禁煙に成功された患者様とのかかわりがあります。

その患者様は数十年タバコを吸い続けており、健康への影響については十分理解されていました。「やめたい」という気持ちはありながらも、長年の習慣を変えることのむずかしさに悩まれていました。そこで、「どうすれば無理せずやめるきっかけをつくれるか」を考えることにしました。

「まずは15秒だけ我慢」という小さな目標からはじめ、3分、3時間、3日、3週間…、少しずつ達成できる経験を重ねていきました。また、「お誕生日を新しいスタートの日にしてみませんか」「新年をきっかけに挑戦してみませんか」、と患者様自身が前向きに取り組めるタイミングも一緒に探しました。

その結果、患者様自身の努力が実を結び、見事に禁煙を成功されました。

この経験で感じたことは、医療は正しい情報を伝えるだけでなく、患者様の気持ちや生活に寄り添い、一緒に目標に向かっていくことが大切だということです。患者様の「できた!」という自信を持ち、より健康な生活を送るお手伝いができたことは、医師として大きな喜びでした。

趣味や休日の過ごし方を教えてください。

休日はピラティスやヨガで身体を動かして汗をかき、リフレッシュしています。自分自身のコンディションを整えるだけでなく、身体の動かし方や姿勢を実感しながら学べるので、患者様への動作やストレッチをお伝えするときも役立っています。

料理も好きなので、平日に向けて作り置きをしたり、息子のお弁当のおかずを準備したりする時間も大切にしています。

たまに息子と外食するときは、焼肉やお寿司を食べます。「今日はごはんどうする?」「じゃあ、スシローに行こうか!」なんて気軽に出かけることもあります。美味しいものを作ったり食べたりするのが大好きです。焼肉では息子はタン塩、私ははらみが定番。そんな何気ない親子の時間が、私にとって一番のリフレッシュになっています。

地域の方々と来院を検討される皆様にメッセージをお願いいたします。

スタッフとともに協力しあい、患者様お一人おひとりにとって最適な治療やサービスをご提案できるように努めています。「どの診療科に相談したらいいのだろう?」「この症状で受診していいのだろうか?」といった時も、まず気軽に相談していただける身近な存在でありたいと思っています。

私も一人の人間です。運動不足を感じて足腰が痛くなることも多くありますし、美味しい焼肉に心が動いちゃいます(笑)。

だからこそ、患者様の生活に寄り添い、無理なく、たまには厳しく続けられる健康づくりを一緒に考えることが大切だと思っています。

小さな不調から専門的な相談までどうぞお気軽にご相談ください。皆様に「ここに来院してよかった」と思っていただけるクリニックを目指しています。

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